2024年7月9日
水と上手につき合おう
子どもたちの大好きな水遊びの季節がやってきました。これから保護者の皆様も休日などに海や川、プールなどへお子様を連れて出かける機会が増えることと思います。
「一瞬たりとも目を離すな」私の子どもがまだ幼かった頃、水のある場所へ連れて行く時、親から口酸っぱく言われた言葉です。幼い子は転んだ時、水たまりですら、起き上がれずにおぼれてしまうことがあります。用水路や池なども要注意です。「水」は幼い子らにとって魅力的であると共に、うまくつき合わないと、常に危険と隣り合わせであることを周りの大人が自覚していることが大切です。
まず、お子様の体調がいつもと違う時は、無理に水のある場所へ連れて行くのをやめましょう。また、海や川、プールなどでは常にお子様と向き合って、お子様の様子に気をつけながら、水遊びを楽しみましょう。浜辺や河原でバーベキューなどを楽しむ方は、特に注意が必要です。役割分担をしてお子様から目を離さないようにしてください。最近では、海や川ではライフジャケットを着けることも勧められています。
水は危険と隣り合わせとはいえ、子どもたちには大きくなったら、水の中にもぐったり、水の中で泳いだりすることができるようになってほしいものです。小さい頃から、年齢に合った水に親しむ経験を積んでおくことは大切です。水と上手につき合いながら、暑い夏を乗り切っていきましょう。
園長 北岡 明直