2025年6月5日
さつま芋の行事
6月中旬、年長の子どもたちが、少し離れた場所の畑に、さつま芋の苗を植えに出かけます。そして、10月の終わり頃、年少、年中、年長の子らで芋ほりをします。収穫した芋は、焼き芋にして、0歳児から年長まで、みんなで頂くことになっています。私は、去年初めてこの行事に参加しましたが、さつま芋を収穫する時の子どもたちのキラキラした笑顔がとても印象的でした。さつま芋の収穫が、どうしてこうも子どもたちを魅了するのでしょう。子どもたちを眺めていて感じたのは、次のようなことです。
まず、芋ほりは、幼い子らにとって、まるで宝探しをしているような、わくわくした気持ちをもたらせてくれるのだと思いました。さつま芋は土の中で育つので、最初は子どもたちには見えません。その芋を、自分で土を掘って探す楽しさがあり、見つけた時の喜びは、格別なのでしょう。また、小さい芋や大きい芋、色々な形の芋に出会い、周りの友だちと掘った芋を見せ合う面白さがあります。さらに、芋ほりは、日頃園庭では見られない、土の中の生物と出会う楽しさがあります。
そして、自分たちで収穫した芋だからでしょうか。お兄さん、お姉さんが掘ってくれた芋だからでしょうか。普段は野菜嫌いの子らも、焼き芋を残さず食べていたと聞き、さつま芋行事のもたらすすごさを改めて感じました。
最後に、苗植えや芋ほりの仕方をご指導くださり、こうして毎年子どもたちを幸せな気持ちにさせてくださっている農家の方に、心から感謝申し上げます。温暖化の影響か、獣害や病虫害の多発で、年々農作物の収穫が難しくなってきていると聞きます。子どもたちが、食べ物のありがたみに気づき、食べ物を作ってくださる方、調理してくださる方への感謝の気持ちを忘れないよう、職員と共に、食育にも努めていきたいと思っています。
園長 北岡 明直
